身近な物でガラス?を作ってみよう(溶球反応・ホウ砂球反応) 実験方法編
イントロ
ドラッグストアなどで手に入る物を使ってガラスのような物を作るのと
簡易的な重金属イオンの種類を当てる実験方法を紹介します。
著者から重要メッセージ+謝罪
申し訳ございません。やっと解説編も完成しました。
どちらも急いで書いたので誤字やら別の写真を張り付けているやら
現段階で気が付けた間違いは修正してあります。
他にもあると思いますが、そちらは時間がある時に確認していきます。
必要な物
・太さが9mmぐらいのステンレス製の針金(100円ショップで購入できます)
・ラジオペンチ(ステンレス製の針金を切る用。100円ショップで購入できます)
・定規(普通の15cm測れるもので大丈夫です)
・ホウ砂(ドラッグストアなどで購入できます)
・重金属の化合物(このブログで作り方を紹介した酢酸銅(Ⅱ)も使う事ができます)
・弁当に使ったりするアルミカップ
・アルミ箔
実験方法・やり方
1.ガラスのような物を作る
① ラジオペンチを使って約13cmの長さでステンレス製の針金を切る。
※手を切ったり、切った針金の端を体に刺さないように注意してください。
② 図のように切った針金の端から1.5cmの所でまげて輪っかを作る。
※ラジオペンチの先の部分を使って、挟んで曲げるとやりやすいと思います。
③ アルミカップにスプーン一杯のホウ砂を入れておく
④ ガスコンロの火を着ける。
⑤ ②で輪っかを付けた針金の輪っかの部分をガスコンロの青い火で7秒間、加熱する。
※針金の火に入れた部分とその近くは熱くなっているので触らないでください。
⑥ 加熱した針金の輪っかの部分を用意しておいたホウ砂(③)に触れるようにする。
5秒ぐらいして針金を引き上げると多くのホウ砂が針金の輪っか部分にくっつく。
⑦ 再度、ガスコンロの火のホウ砂が付いた針金入れてしばらく加熱する。
⑧ 針金についていたホウ砂が膨らまなくなり、少し赤くなるまで加熱する。
⑨ 30秒程、針金を手に持ったまま空中で冷やしてから、折りたたんだ
アルミ箔上や流しなど熱に強い所において完全に冷ます。
⑩ 写真のように針金の中にガラスのようなものができているのを確認する。
※空気中に放置しておくと、表面が綺麗ではなくなるので早めに観察しましょう。
2.重金属イオンの種類を当てる
① 別のアルミカップに重金属の化合物を入れておく。
② アルミ箔を半分に折り、さらに半分に折る。
③ ②で折ったアルミ箔の上に④のアルミカップを載せておく。
④ 1のガラスのような物を作る操作の⑧まで行う。
⑤ 火から針金を出し、すぐに①で用意した重金属化合物に
針金の輪っかの中心をくっつける。
⑥ 針金の輪っかの中心に重金属の化合物がくっつている事を確認する。
⑦ 再度、針金の輪っかの部分をガスコンロの火の中に入れて10秒程加熱する。
⑧ 針金の輪っかの中に色が付いたガラスのようなものができている事を確認する。
⑨ 写真のように針金の中に色が付いたガラスのようなものができているのを確認する。
※空気中に放置しておくと、表面が綺麗ではなくなるので早めに観察しましょう。